不動産鑑定とは

10月 28, 2012 |

不動産の適正価格

人は不動産の上に生活をしています。人々の生活は不動産と密接に関わっているということです。
また、不動産は地理的位置が固定しており、用途に多様性があります。
しかしその価格を適正に知るには、責任ある専門家が算出査定する必要があります。また、専門家が算出査定した価格は信頼性も高く、社会的公共的意義も大きくなります。
専門家が不動産の適正価格を評価することを不動産鑑定といいますが、これを行なうことができる専門家は、不動産鑑定士と不動産鑑定士補です。

一般的な不動産価格との違い

不動産には定価というものが存在せず、通常不動産の売買は、不動産屋や建売業者、不動産業者など、売主、買主の個別の事情に左右されています。
たとえば、売る人が早く売りたいと考えている場合や、買う人が多少高くても早く買い取ってしまいたい場合など、事情とそれによる価格の変動は様々になります。

一般的な不動産ではこのように、1つの不動産においても価格が変動することになるため、適正価格を評価する「不動産鑑定評価の価格」とは違ったものになります。

適正価格はなぜ必要か?

適正価格は物の価値の基準になります。不動産は1つとして同じものがなく、一定の基準というものがありませんので、1つ1つの不動産の適正価格を算出する「不動産鑑定評価」が必要とされているのです。

不動産鑑定はどんな場合に役立つか?

  • 財産分与
    財産が不動産の場合、相続税路線価や固定資産評価額での評価では実際の不動産価格からかけ離れていることがあります。適正価格よりも安い金額だったとあとで気付いて後悔しないためにも、不動産鑑定が必要になります。
    不動産鑑定評価の価格は、中立な第三者である不動産鑑定士が行なうため、公平な財産分配の参考資料として役立てることができます。
  • 賃料の改定
    適正な賃料の家賃の把握は、賃料の改定の際に起こりがちな紛争の解決に役立てることができます。
    また、借地権の地代、家賃などは、時間が経過すると相場の地代や家賃と剥離してしまうことがあります。適正地代や家賃の交渉資料として、不動産鑑定を活用しましょう。
  • 地代の改定
    地代は個別的であり、個性が強いものです。適正な地代を把握するためには不動産鑑定評価が必要になります。

その他、固定資産評価の見直しや、相続税路線価の評価、競売等における鑑定評価など、様々なことに利用されています。

 

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