マンションにおける耐震診断の重要性

9月 28, 2015 |

最近では地震災害に対する意識が高まり、耐震基準や耐震設計などの言葉をよく耳にするようになりました。
耐震基準とはマンションが地震の震動に耐える力を定めたもので、その耐震基準を基にマンションを設計する耐震設計が法的に義務付けられています。

耐震基準の節目は昭和56年にあります。
改正前の旧耐震基準では、中規模の地震に耐えられる設計と定められていました。
改定後の新耐震基準では、中規模の地震に対して建物が損傷しないこと、加えて大地震に対しても建物が倒壊しないことや、平面だけの力ではなく立体的な力にも耐えうるようバランスよく設計することなど、地震に対する建物の強度基準が大幅に強化されました。

実際、阪神・淡路大震災で被害にあった住宅やマンションを調べると、新耐震基準より以前に建てられた住宅やマンションで、倒壊などの大きな被害がありました。
それを受けて、昭和56年新耐震基準が導入される以前に建てられた住宅やマンションについて、新耐震基準と照らし合わせてどの部分が弱く、新耐震基準を満たすためにはどこを補強すればよいのかを調べるのが、耐震診断です。

特にマンションは高層建築物で、多くの世帯が集合して暮らす場所であるため、
地震に備える耐震診断は重要になってきます。

■マンションの耐震診断を行う株式会社創和設計
http://www.sowa-sekkei.jp/

耐震診断すべきマンションのポイントは、
・昭和56年以前の建築である
・L字型やコの字型、横に細長い形状などである
・1階部分が広い駐車場であったり店舗であるなど、1階部分に柱が少ない
・マンション内に大きな吹き抜けがある
このような建築・構造のマンションは、地震に弱い可能性があるため耐震診断をした方が安心です。

昭和56年以前の旧耐震基準により建てられたマンションでは、重要事項説明において、耐震診断を実施したかしていないか、また実施しているならばその結果を知ることが出来るようになりました。
そのため耐震診断の有無でマンションの入居率が著しく下がったり資産価値にも影響を与えるため、マンションの耐震診断を行うことは非常に重要となっています。

Posted in: 不動産・住宅の基本

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