RFPと要件定義はどのような違いがある?

9月 28, 2015 |

RFP(提案依頼書作成)というのはシステムの導入・業務委託をする場合に、
依頼先の業者に具体的な提案を依頼するための条件などが記載されているものになります。

記載されている内容としてはシステムの概要(ハードウエア・ソフトウエアなど)・構成要件・調達条件・保証要件・契約事項などになっています。

口約束だったりあいまいな依頼をすると業者も混乱・紛争の発生・納期遅れ・システム障害などといったことにもなりかねないので、RFP(提案依頼書作成)で目的など明確にすることで、こういったことを防ぐことができます。

要件定義というのは作業をしていく上で、システム・ソフトウエアの開発をするときに、
実装しなくてはいけない機能・満たさなくてはいけない性能などといったことを明確にしていくことで、実際の開発・実装作業をするまえに行う作業の1つになり、上流工程の一部になります。

これらをまとめた成果を文書化されたものが要件定義書になり、
何が必要なのかということを定義して、どのように設計・実装したらいいのか、
その工程を検討していきます。
RFP(提案依頼書作成)は業務委託先に代理で構築してもらう場合もあります。

要件定義・要求定義といういうのがありますが、これらは同義とする立場でもあるので、
利用者からの要求をまとめる作業というのも要件定義に含まれてきます。

このRFPと要件定義という言葉がありますが、
これらにはどのような違いがあるのかというのは難しい部分ではありますが、
要件定義というのは設計のもとになる情報になるので、
RFPにくらべると要件定義の方が詳細な内容になってきます。

最終的な目的は…

・RFP:最適なベンダーを選ぶために提案内容・見積もりから適正に調達を行うこと
・要件定義:業務の視点からシステム開発の要求仕様を定義していくこと

RFPというのはシステムを開発をするために依頼をするベンダーを選定するために、
どのようなシステムにしたいかということを明確にして、最適な提案を引き出すものになります。

要件定義というのはシステムを開発するプロジェクトで、
要件定義フェーズのアウトプットとなるドキュメントになります。
記載されている情報は機能要件・非機能要件などになってきます。

書く内容というのはそれぞれ目的を踏まえたものになりますが、
要件定義を行った後にこれをもとにベンダーに依頼をするときに、
RFPを書くという場合もあります。

行う作業・アウトプットに関しては、基本的に同じ性質のものになってくるようですが、
ドキュメントを作成する場合には、目的はそれぞれ明確に違ってくるので区別をする必要があります。

Posted in: my diary

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